透析治療|藤沢の腎臓内科・人工透析|ふじさわ駅前ファミリークリニック

  • 〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢221-1
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透析治療

求人情報

人工透析

当院では専門の医師、看護師などスタッフ全員によるチーム医療を大切にしています。定期的な血液検査、レントゲン検査、エコー検査、心電図検査などを行い、医師と看護師が患者さんの健康管理に万全を期しています。

シャントのトラブルや重度の合併症がある場合は血管外科専門病院や連携総合病院などに紹介します。専門の技士が透析装置の不具合や透析液の純度を常にチェックしており、毎日安全に透析が行われるように管理しています。保険、助成制度、各種申請書の手続きなど事務員が分かりやすくご説明いたします。皆様が快適に、安心して透析が受けられるように日々努力しています。

血液透析

当院では毎週月曜から土曜までHDを行っており、最新のオンラインHDFシステムを導入しておりますので、患者さんひとり一人に最適の方法で実施しております。

腹膜透析

PDを行っている患者さんの割合は日本ではHDに比べて少ないですが、患者さんやご家族がご自宅などで透析ができるため、自分の生活スタイルに合わせやすいというメリットがあります。ただし、長期間使用による腹膜機能の低下や腹膜炎の合併症のリスクもあるため、定期的なメンテナンスや検査が大切です。当院ではレントゲン検査や血液検査、感染症に対する治療や栄養指導も受けられます。PD導入病院との連携を密に行い、トラブルの早期発見と治療に努めます。

無料送迎サービス対象エリア

対象エリアは、当院を中心に半径10km圏内、30分以内のエリアです。下図、赤い園内(半径10km内)です。

無料送迎サービス対象エリア

在宅血液透析

患者さんが自らの責任と自己管理に基づいて、患者さん御自身が自宅で血液透析を行う治療方法です。自宅で好きな時に十分な量の透析を行うことができ、生活の質の向上と予後の改善が期待できます。

対象となる患者さん

  • 血液透析を行っている方
  • 腹膜透析を行い、腹膜機能が低下している方

対象地域

神奈川・東京・静岡
緊急時や機械メンテナンス等の対応時間を考えますと、当院まで2時間圏内の方が対象となります。

在宅血液透析のススメ

健常な方は24時間365日腎臓が働いているのに対して、腎臓の機能が働かなくなった透析患者さんは限られた時間・回数(施設透析では保険適用の問題もあり週3回4、5時間が一般的)での透析で、腎臓の代わりをしなくてはなりません。

透析量の指標にHDP(Hemodialysis Product)と呼ばれるものがあります。
1回の透析時間×(週の透析回数×週の透析回数)で計算します。

施設透析:1回4時間×(週3回)2=36

HDPは70以上が望ましいとされており、当院でもHDP70以上を推奨しております。
自宅で頻回に透析を行えば、HDP70以上にすることは可能です。

週6日のHD
1回2時間×(週6回)2=72
深夜透析(オーバーナイト透析)
夜間睡眠時に施行するHD
1回6時間×(週4回)2=96

在宅透析のメリット

  • 時間に制約が無いため、患者さん1人1人のライフスタイルに合わせた透析が可能です。施設透析では開始時刻や透析時間に限りがありますが、在宅透析では、お仕事の状況などによって自由に開始時刻や透析時間を決めることが出来ます。今まで通院にかけていた時間がなくなり、プライベートな時間が増えます。
  • 透析中の血圧低下が起こりづらい
  • 食事制限せず、家族と同じものを食べることが出来る
  • ESA製剤、リン吸着薬、高カリウム血症治療薬、降圧剤などが減量もしくは中止することができる
  • 透析不足の症状

在宅透析のデメリット

  • 自己穿刺ができる必要があります。
  • 介助者が必要な点。
  • 電気代・水道代で、1ヶ月に2~3万円の金銭的自己負担があります。
  • 機械の設置に関わる工事が必要
  • 物品の保管に場所が必要です。

※在宅透析の詳細の方法や動画は在宅血液透析学会のホームぺージに記載してあります。

当院の特徴

24時間365日のバックアップ体制、当院で作成したマニュアルがあります

当院との約束事

  • 穿刺時、透析中に異常があれば直ちに終了する。
  • 2日空きを作らない。
  • 患者さんだけの判断で無理な除水をしない。
  • できるだけHDP70を確保できるよう調整する。
  • 負担のかからない透析をする。
  • 翌日に影響がないような透析を行う。

緊急時バックアップ体制

当院では、24時間オンコール体制でバックアップしています。クリニックの診療時間内は通常通りに連絡を取ってもらえれば大丈夫です。
診療を行っていない時間帯にも、ドクターと看護師、臨床工学技士が緊急携帯電話を持っておりますので、事前に伝えてある緊急連絡先にかけてもらえれば対応可能です。かけつけなければならないようなアクシデントはまずないことですが、緊急に医療が必要になった場合は、患者さんのお住まいの最寄りにある医療機関と連携を取って対応いたします。

在宅血液透析までの流れ

1

事前面談

患者さん、介助者の方、医師、スタッフの4者にて、どのような在宅血液透析をご希望なのかヒアリングを行い、トレーニングの計画を立てます。事前にご自宅の下見も行います。

2

トレーニング開始

約2〜3ヶ月のトレーニング期間の間には、介助者の方のトレーニング(数回)や、ご自宅の工事なども平行して行います。

3

最終面談

トレーニングが完了し、在宅血液透析開始日が決まると、改めて面談を行います。在宅血液透析での透析条件などを決めていきます。

4

在宅血液透析開始

在宅血液透析開始後は、定期的(月1〜2回)な通院で維持管理を行います。

よくあるご質問

針は誰が刺しますか?
基本的にご自身で刺していただきます。シャント血管によりますが、ボタンホールを作成することで、穿刺をしやすくします。介助者の方が医療資格をお持ちの場合は、介助者の方による穿刺も可能です。
介助者の役割はなんですか?
介助者の負担が少なくなるよう、患者さんが全てひとりで行えることを前提にトレーニングを行います。介助者には、万が一の際の施設への連絡などの役割と最低限の操作(返血操作)を覚えていただきます。
費用の自己負担はどのくらいですか?
初期工事費(給排水工事、電気工事)(数万~数十万円)、毎月の電気・水道代が1万円~3万円程度かかります。※地域や透析回数・時間で異なります。透析装置は無料で貸し出しです。また基本的な透析に使用する医療材料も原則無料でお渡しします。
賃貸住宅でも出来ますか?
管理会社への事前相談をしていただきますが、過去の事例では許可をいただけています。賃貸住宅向けに、最低限で原状復帰できる工事方法もありますので、状況に合わせたご提案をいたします。
話だけ聞きに行くことは可能ですか?
いつでも、お気軽にご相談ください。ゆっくりお話できるのは面談形式ですが、お電話やWeb会議でも簡単なご説明は可能です。