腹水に対するCART(腹水ろ過濃縮再静注法)
(引用:難治性腹水症に対する腹水濾過濃縮再静注法CART)
CARTとは、腹水症(胸水症を含む)患者の腹水(又は胸水)を採取し、それを濾過、濃縮して、患者に再静注する治療法です。
(腹水穿刺のみの対応も可能です。)
在宅医療(訪問診療)
当院は、通院困難な患者様のために訪問診療を行っております。定期的に(月に1~2回)お宅に訪問し、住み慣れた家で、健やかな毎日を送るお手伝いを致します。わたしたちは原則として、年齢や病名、重症度、社会的状況で診療をお断りすることなく、総合内科専門医・泌尿器科専門医が対応を行います。
対象地域は、当院を中心に半径16km以内のエリアです。下図、青い園内(半径16km内)です。
横浜市泉区全域・戸塚区全域・港南区全域・栄区全域・磯子区全域・金沢区全域
藤沢市全域・茅ヶ崎市全域・鎌倉市全域・逗子市全域・綾瀬市全域
瀬谷区一部・旭区一部・南区一部
平塚市東部・海老名市一部・厚木市一部・大和市一部・横須賀市一部他
1.お問い合わせ
直接お問い合わせいただくか、担当のケアマネージャーがいらっしゃる方は、ケアマネージャーにご相談ください。
2.初回ご相談
相談員または看護師が患者様のところへお伺いし、在宅診療について、診療費用などのご説明をさせていただきます。(電話やオンライン通話でのご説明も可能です)
下記をご用意いただけますとスムーズです。
3.ご契約
ご説明に納得していただけましたら、契約となります。
初回訪問日の日程決定、診療申込書、お支払いに関する書類についてご記入後、治療方針や今後についてお話しいたします。
※各種保険証のご用意をお願いいたします。
4.訪問診療開始
定期的に、月2回以上の訪問を行います。
24時間365日医師がおりますので、緊急時の臨時往診も対応いたします。
(引用:難治性腹水症に対する腹水濾過濃縮再静注法CART)
CARTとは、腹水症(胸水症を含む)患者の腹水(又は胸水)を採取し、それを濾過、濃縮して、患者に再静注する治療法です。
(腹水穿刺のみの対応も可能です。)
全身・栄養状態の改善により、患者のQOLが向上します。
献血由来の血漿(けっしょう)アルブミン製剤を補充した場合、未知の病原体に感染する可能性は完全には否定できません。CARTを行った場合 自分のアルブミンを補充する未知の病原体に感染する可能性がありません。
難治性腹水症(又は胸水症)の患者さんが、保険適用になります。
月2回まで行うことができます。
1.腹水採取
採取量:初回の採取量は3,000mLを目安とします。
採取速度:1,000〜2,000mL/hrを目安とします。
【輸液する場合】(採取腹水量-濃縮後腹水量)の1/2〜1/3を目安とし、電解質やアミノ酸を輸液します。
2.腹水濾過濃縮処理
採取した腹水をご自宅または当クリニックに持ち帰り腹水濾過濃縮処理を行います。
濾過濃縮後腹水の静注速度は100〜150mL/hrで行います。
詳しくはhttp://www.cart-info.jp/cart/index.html#cart03をご参照ください。
末梢の動脈硬化のため(主に足)、血液の流れが悪くなってしまう疾患です。
PADの中には閉塞性動脈硬化症(ASO)、バージャー病、自己免疫疾患による血管炎などがありますが、高齢者や糖尿病患者の増加に伴い閉塞性動脈硬化症が圧倒的に多くなっています。
末梢動脈疾患は症状によって重症度別に4段階に分類されます(Fontain分類)。
加齢・高血圧・糖尿病・高脂血症・喫煙などに加え、腎不全、透析患者に特異的な危険因子としてカルシウム・リン代謝異常、慢性炎症、酸化ストレス、貧血など。
全患者対象に、定期的にSPP測定を実施しています。
レーザーを用いて毛細血管レベルでの血流を測定する検査です。
正常値は80mmHg前後で、50mmHg以下の場合PADが疑われます。
さらに40mmHg以下では、傷が完治するのが困難といわれています。
透析中に仰向けになった状態で行います。測定時間はおよそ10~20分。
足裏にレーザーセンサープローブをあて、その上からカフを巻き加圧します。
加圧後に減圧していき、毛細血管の血流がどのくらいの圧で再び流れるかを測定します。
SPP検査で数値の悪化がある場合は超音波検査も行います。